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全伐によるモウソウ竹林のウラドメ処理済林への早期移行に関する研究
森山 恭供
(宮崎県技セ)

田原 博美
(宮崎県技セ)
 過去の研究事例等で、ウラドメ処理されたモウソウ竹林は、風害に強く、また、林内照度の増大により地表温度が上昇し、発筍を促す効果があるとされ、これまで普及現場でも積極的に指導が図られたところである。しかし、@ウラドメ処理済林移行に長期間を要する、Aウラドメ処理技術に経験を要する等の問題から、なかなか定着しない状況となっている。
 そこで、ウラドメ処理済林への早期移行を図るため、全伐によるウラドメ効果及び新たに試作したウラドメ機具の効能について検証してみたい。