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新しい素材流通の動向について
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安仲芳隆 (鹿大農), 遠藤日雄 |
既存の原木市売市場による競争入札以外に様々な方法で行われている素材流通の同行について報告する。 |
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素材生産における作業改善に関する研究
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枚田邦宏
(鹿大農), 重田行洋 |
高性能林業機械による素材生産の主流になる中で、作業過程において作業員の活動は生産性に大きく影響を及ぼす。事業体に作業過程および作業員の意識に関するアンケート調査結果に基づき、作業員の能力・意識と生産性の関係について検討する。 |
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施業提案による森林所有者の意識変化に関する研究
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犬童拓郎 (鹿大農), 枚田邦宏 |
鹿児島県伊佐森林組合が取り組んでいる山の診断書を事例にしながら、提案と森林所有者の意識変化について報告する。 |
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大規模製材加工工場により素材確保に関する研究
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濱野英太郎 (鹿大農), 遠藤日雄 |
大規模製材加工工場の素材確保の動向と課題について報告する。 |
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私有林団地化に対する宮崎県内の素材生産業者の意識調査
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當山啓介 (東大院農), 白石則彦 |
民有林の伐区統合(団地化)に対する素材生産業者の意識とその背景を明らかにするため、宮崎県内の素材生産事業協同組合の所属業者56社へアンケート及び補足の聞取り調査を行った。アンケートの回答数は31、回答率は55%、回答業者の平均年間素材生産量は約13,000m3である。宮崎県では県北の業者は架線集材、県南の業者はグラップルを中心とした車両系集材を主に行っていた。団地化された私有林での事業を行っている業者は行っていない業者より、自社利益や森林所有者への還元が増加する等の団地化の利点があるとする回答が多かった。また、県南、車両系集材、事業量が大きいといった特徴を持つ業者は、1事業地の規模の小ささや所有者への声かけの手間等に対する不満が比較的強かった。所有者の取りまとめを誰が行うべきかについては、事業量が大きい、架線集材、県北といった特徴を持つ業者は森林組合や行政への期待が小さかった。 |